毎日の生活に欠かせないiPhone。でも困るのがバッテリーの持ちですよね。
「急に電池が切れて困った」「充電が追いつかない」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、iPhoneには知っているだけで劇的にバッテリーを長持ちさせる便利な機能がたくさんあるんです。
そこで今回は、私も普段から試してみて効果を実感している設定変更の方法をご紹介します。
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バッテリー消費の真犯人を特定しよう
まずは、どの機能やアプリがバッテリーを消費しているのか確認していきましょう。
意外な機能が電池を消費しているかもしれません。
バッテリー使用状況を確認する方法
設定アプリを開き、「バッテリー」をタップすると、過去24時間と過去10日間のバッテリー使用状況が確認できます。
iOSは、これまでで最もバッテリー効率が良いiOSになるように設計されています。さらに、それぞれのアプリケーションが使用しているバッテリーの割合を見ることができるので(デバイスが充電中ではない場合)、デバイスのバッテリー駆動時間をより細かく管理できます。
(引用元:Apple公式)
各アプリの使用時間と、バックグラウンドでの動作時間も表示されるので、とても参考になります。
私の場合、動画アプリの「YouTube」が予想以上にバッテリーを消費していることが分かり、意外にたくさん視聴していたんだなと驚きました。
画面の明るさも電池消費に大きく影響するので、使用時間と合わせてチェックしてみましょう。
バックグラウンド更新の影響を知る
アプリがバックグラウンドで動作していると、画面を見ていなくてもバッテリーを消費し続けます。
たとえばSNSアプリなどは定期的に新着情報を確認するため、バッテリーへの負担が大きくなりやすいです。
あまり必要のないアプリまでバックグラウンド処理をかけていると、消費される電池が多くなりやすいかもしれません。
まずはここから見直していくことをお勧めします。
画面の明るさと表示設定を最適化
スマートフォンのバッテリー消費の中で最も大きな割合を占めるのが画面表示です。
ここを適切に設定するだけでも、驚くほど電池の持ちが改善されます。
自動明るさ調整を活用する
「設定」→「画面表示と明るさ」から自動明るさ調整をオンにすることで、周囲の明るさに応じて最適な画面の明るさに自動調整してくれます。
この機能を使うと、明るい屋外では画面を見やすく、暗い室内では必要以上に明るくならないため、バッテリー消費を抑えることができます。
デバイスの使い方にかかわらず、バッテリーを長持ちさせる簡単な方法が2つあります。画面の明るさを調整することと、Wi-Fiを使うことです。画面の明るさを落とすか、明るさの自動調節をオンにすると、バッテリー駆動時間を延ばすことができます。
(引用元:Apple公式)
私も以前は手動で調整していましたが、この機能に切り替えてから充電の持ちが格段に良くなりました。
ダークモードを効果的に使う
有機ELディスプレイを採用しているiPhone X以降のモデルでは、ダークモードを使用することで大幅なバッテリー節約が可能です。
具体的には、通常モードと比べて大幅にバッテリー消費を抑えることができるんです。
特に夜間の使用時は、目にも優しく一石二鳥です。
設定方法は「設定」→「画面表示と明るさ」から簡単に変更できます。
通信設定を見直してバッテリーを節約
スマートフォンの電池消費の大きな要因として、通信機能があります。
必要のない通信をオフにするだけでも、驚くほどバッテリーの持ちが改善されますよ。
5Gの賢い使い方
iPhone 12以降の機種では5G通信が利用できますが、実は5G通信時のバッテリー消費は4G比で増加するのをご存知でしょうか?
動画視聴やゲームなど、高速通信が必要な場合以外は4Gに切り替えるのもおすすめです。
設定方法は「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」から変更可能です。
私もスマホを長時間触らない時は4Gに切り替えていますが、体感での違いはほとんどありません。
Wi-Fiと位置情報の適切な管理
使用していないWi-Fiをオンにしたままにしておくと、常に接続可能なネットワークを探し続けるため、バッテリーを消費します。
同様に、位置情報サービスも必要なアプリだけに許可を与えることで、バッテリー消費を抑えることができます。
特に天気アプリやマップアプリは、バックグラウンドでの位置情報更新が頻繁に行われるので要注意です。
アプリの動作を最適化して電池を長持ちさせる
インストールしているアプリの設定を見直すことで、さらなるバッテリー節約が可能になります。
ちょっとした設定変更で大きな効果が得られますよ。
プッシュ通知の見直し
各アプリのプッシュ通知は、バッテリー消費の隠れた原因となっています。
本当に必要な通知だけを残すことで、効果的にバッテリーを節約できます。
LINEやメールなど、重要な通知以外はオフにすることをお勧めします。
バックグラウンド更新の制限
アプリのバックグラウンド更新を制限することで、大幅なバッテリー節約が可能です。
「設定」→「一般」→「バックグラウンド更新」から、各アプリの設定を変更できます。
アプリの更新を制限するだけでも、バッテリー消費を抑えることができるんです。
ただし、よく使うアプリや仕事で使うアプリなど、出来る限り最新版を使うのが望ましいアプリは、リアルタイム更新のままの設定が実用的かもしれません。
システム設定の最適化でさらなる節約を
iOSのシステム設定を見直すことで、より効果的なバッテリー節約が可能になります。
細かい設定の積み重ねが、大きな効果を生み出すんですよ。
省電力モードの賢い活用
バッテリー残量が20%を切ると自動的に省電力モードの使用を提案してくれますが、手動でオンにすることももちろん可能です。
iOS 9で新しく追加された低電力モードを使うと、iPhoneのバッテリー残量が少なくなってきた時に、簡単にバッテリー駆動時間を長くすることができます。
(引用元:Apple公式)
省電力モードをオンにすると、メールの自動受信、バックグラウンドアプリの更新、「Hey Siri」などの機能が一時的に制限され、バッテリー消費を抑えることができます。
朝の通勤時など、長時間充電できない場合は、あらかじめ省電力モードをオンにしておくと安心です。
自動アップデートの管理
iOSの自動アップデートは、Wi-Fi接続時かつ充電中に実行されるように設定することをお勧めします。
自動アップデートをオフにすることで、予期せぬバッテリー消費を防ぐことができます。
ただし、セキュリティアップデートは重要なので、定期的にチェックすることを忘れないようにしましょう。
バッテリーを節約してiPhoneを快適に使おう
ここまでご紹介してきた設定変更を全て実施すると、バッテリー持続時間をかなり改善できる可能性があります。
特に効果が高いのは、画面の明るさ調整、バックグラウンド更新の制限、そして5G通信の適切な使用です。
これらの設定は、一度行えばその後の管理もそれほど手間はかからないのでおすすめですよ。
ただし、これらの設定はあくまでも一般的な使用方法を想定したものです。
例えば、仕事で常に最新の通知を受け取る必要がある場合は、その他の部分での節約を心がけるなど、必要な箇所にバッテリーを使いたいものですね。
この記事を参考に、ぜひ柔軟な姿勢でiPhoneのバッテリー管理に対応していきましょう。
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