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iPhone SE(第3世代)とiPhone 6sどっちが性能がいい?

iPhone 6sからの買い替えを考えている方の中には、ホームボタンが現存するiPhone SE(第3世代)を有力候補にしているユーザーも多いのではないでしょうか。

2022年に発売されたiPhone SE(第3世代)と、2015年発売のiPhone 6sでは、外観は似ているものの、内部の性能には大きな違いがあります。

ホームボタンにこだわるのであれば、間違いなく満足できる選択肢の1つと言えるでしょう。

本記事では、両機種の性能を徹底比較していきますので、買い替えすべきかどうかの判断材料にしてみてください。

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基本スペックの比較

まずは、両機種の基本的なスペックを詳しく比較してみましょう。

一見似たような見た目のこの2機種ですが、内部の性能には7年という歳月の差が表れています。

それでは、具体的なスペックの違いを見ていきましょう。

プロセッサの性能差

iPhone SE(第3世代)はA15 Bionicチップを搭載しており、6コアのCPUと4コアのGPUを備えています。

一方、iPhone 6sに搭載されているA9チップは2コアCPUと6コアGPUの構成です。

また、機械学習処理を担当するNeural Engineの有無も大きな違いとなっています。

メモリ容量とストレージ

iPhone SE(第3世代)は4GBのRAMを搭載し、ストレージは64GB、128GB、256GBから選択可能となっています。

対してiPhone 6sは2GBのRAMで、ストレージは16GB、32GB、64GB、128GBのラインナップでした。

メモリ容量が2倍になったことで、アプリの同時起動数が大幅に向上しています。

バックグラウンドでのアプリの再読み込みも減少しています。

カメラ機能の進化

スマートフォンにとって、カメラ機能は非常に重要な要素です。

見た目は似ているシングルカメラ構成ですが、センサーやソフトウェアの進化により、撮影能力には大きな差があります。

それでは、具体的な違いを詳しく見ていきましょう。

センサーと画質

iPhone SE(第3世代)は1200万画素のセンサーを搭載し、Deep Fusionによる画像処理や、Smart HDR 4による露出制御が可能です。

iPhone 6sも1200万画素ですが、センサーサイズが小さく、HDR機能も初期の段階にとどまっています。

暗所での撮影では、感度性能の違いにより、iPhone SE(第3世代)が大幅にアドバンテージを持っています。

動画撮影能力

iPhone SE(第3世代)は最大4K/60fpsの動画撮影に対応し、光学式手ブレ補正機能も搭載しています。

一方、iPhone 6sは4K/30fpsが最高画質で、手ブレ補正も電子式となっています。

また、iPhone SE(第3世代)は、Dolby Vision HDRにも対応しており、より豊かな階調表現が可能となっています。

バッテリー性能と充電

スマートフォンの実用性を左右する重要な要素として、バッテリー性能があります。

両機種では、容量だけでなく、充電方式にも大きな違いがあります。

具体的な違いについて、詳しく見ていきましょう。

バッテリー持続時間

iPhone SE(第3世代)は、動画再生で最大15時間、音声再生で最大50時間の持続時間を実現しています。

これに対してiPhone 6sは、動画再生で約11時間、音声再生で約50時間となっています。

一見大きな差が無いように感じるかもしれませんが、プロセッサの省電力性能向上により、同じような容量のバッテリーでも、より長時間の使用が可能となっています。

私が使ってみた経験からも、iPhone SE(第3世代)は1日の使用でも余裕を持って使えることが多いです。

充電機能の違い

iPhone SE(第3世代)は20Wの急速充電に対応し、30分で約50%まで充電可能です。

また、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています。

一方、iPhone 6sは通常の5W充電のみの対応で、フル充電までには時間が必要です。

これは日常使用において大きな違いです。急いで充電が必要な状況など、利便性の高さは魅力ですよね。

対応サービスとソフトウェア

7年という時間の差は、対応するサービスやソフトウェアにも大きな違いをもたらしています。

現代のスマートフォン利用において、これらの違いは想像以上に重要かもしれません。

OS対応状況

iPhone SE(第3世代)は最新iOS 18に対応しており、今後数年間のアップデートも期待できます。

しかしiPhone 6sは、iOS 15が最後のアップデートとなりました。

これは単なるバージョンの違いだけでなく、セキュリティの提供状況にも影響します。

実際、多くの最新アプリがiOS16以上を要求するようになってきており、アプリの利用にも制限が出始めています。

最新機能への対応

iPhone SE(第3世代)は、5G通信やWi-Fi 6、Bluetooth 5.0など、最新の通信規格に対応しています。

また、AR(拡張現実)アプリの実行やコンピュテーショナル写真撮影など、現代のスマートフォンならではの機能を活用できます。

iPhone 6sでは、これらの新しい機能の多くが利用できず、すでにアプリやサービスの制限を受けはじめていることでしょう。

価格と購入の判断

実際の購入を検討する際には、性能差だけでなく、価格面での検討も重要ですよね。

iPhone SE(第3世代)は、新品での購入となりますが、コストパフォーマンスの高さが特徴となっています。

中古のiPhone 6sから買い替える場合、まだまだ長期的な使用を考えることができます。

発売開始から数年が経過しているため、価格が気になる方にとっても、中古iPhoneSEが選べる点も魅力的でしょう。

維持費の違い

iPhone SE(第3世代)は2025年1月時点、新品で購入できるため、バッテリーの劣化や故障のリスクが低く、初期費用は高くても、維持費は抑えられる可能性が高いです。

また、AppleCareへの加入も可能で、修理の際の費用を抑えることができます。

一方、iPhone 6sをこれから買う場合は中古での購入となり、初期費用は安くても、バッテリー交換や修理が必要になる可能性を考慮する必要があります。

現実的には、iPhone6sをメイン端末としてこれから迎えるのはおすすめできません。

iPhone6sは買い替え時期を迎えている

iPhone 6sからiPhone SE(第3世代)への買い替えは、ホームボタンという共通点からも、有力な選択肢のうちの1つでしょう。

見た目は似ていても、内部性能は大幅に向上し、5Gなどの新しい通信規格にも対応している最新スペックを持っています。

特に、今後のiOSアップデートやアプリの対応状況を考えると、買い替えの検討は適切な判断といえるでしょう。

価格面でも、長期的な使用を考慮すると、新品のiPhone SE(第3世代)は十分に検討に値する選択肢といえます。

ただし、大画面や最新のデザイン、ホームボタンの廃止も受け入れられる方は、iPhone 13以降のモデルも視野に入れることをお勧めします。

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