Appleが2021年9月21日にリリースした「iOS 15」で、Safari（サファリ）の見た目と機能が大きく変わりました。
新しい機能がたくさん追加されて、使い方も新しくなりましたが、特に大きな変更として、検索バーが画面の上部から下部に移動しました。
これには、使っている人たちも少し戸惑っています。
この記事では、iOS 15でSafariの検索バーを、もとの上部に戻す方法をわかりやすく説明します。
小さな変更ですが、使い慣れた感じに戻すことで、もっと快適にインターネットを楽しむことができるようになりますよ。
大幅に進化！Safariの検索バーの仕様変更
iOS 14までのSafariでは検索バーが画面の上部にあったのですが、iOS 15では下部に移動しました。
これにより、片手での操作がずっと快適になりましたね。
検索バーの位置変更だけでなく、さらに便利な機能が追加されて、Safariがパワーアップしました。
これまでは、ウェブサイトにアクセスするためにURLを打ち込んだり、キーワードを入力して検索したりすることが主な使い方でした。
しかし、iOS 15からは検索バーを使って、もっとスムーズにタブを操作できるようになりました。
例えば、検索バーを左右にスワイプすることで、開いているタブを素早く切り替えることができますし、検索バーを上にスワイプすると、タブページが表示されて、開いているすべてのタブを一覧で見ることができます。
ただし、これらの新しいタブ操作機能は、検索バーが画面の下部にあるときにしか使えません。
そのため、検索バーの位置を画面上部に戻すのはおすすめしませんが、もし下部の位置が使いづらいと感じる場合は、次の説明で位置を変更する方法を紹介します。
Safariの検索バーを上部分に戻すには
Safariの検索バーを画面の上部に戻す方法は、直接Safariから変更する方法と、設定画面から変更する方法の2つがあります。
それぞれの手順をわかりやすく説明しますね。
どちらの方法も簡単にできるので、使いやすい方を選んで、Safariの操作を快適に行えるように設定してみてください。
【Safari】検索バーの位置を変える方法
まず、Safariを開き、画面下部にある検索バーをタップします。
表示されたオプションから「上のアドレスバーを表示」を選択してください。
この操作により、検索バーが画面の下部から上部に移動します。
ただし、検索バーを上部に移動させると、検索バーを左右にスワイプしてタブを切り替える操作ができなくなるので注意が必要です。
【設定画面】検索バーの位置を変える方法
ホーム画面から「設定」アプリを開きましょう。
メニューから「Safari」を探してタップして進みます。
「タブ」セクションを見つけ、「シングルタブ」を選択します。
この設定を変更することで、検索バーが自動的に画面の下部から上部に移動します。
こちらの方法でも、検索バーを上部に移動させた場合はスワイプ操作によるタブの切り替えが利用できなくなる点は同じです。
