スマートフォンの容量不足に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
写真やビデオを撮影する機会が増え、アプリも大容量化している昨今、スマートフォンの容量管理は重要な課題となっています。
そんな中で注目されているのが外付けハードディスクの活用です。
実は、iPhoneでもAndroidでも、正しい知識があれば外付けハードディスクを使用することができるんです。
今回は、具体的な接続方法から注意点まで、詳しく解説していきましょう。
・スマホに表示されるクリーンアップの警告の消し方は?アプリをインストールしてしまった場合の対処法
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スマートフォンで使える外付けハードディスクの種類
外付けハードディスクには、従来型のHDDとSSDの2種類があります。
スマートフォンでの使用を考えると、持ち運びやすさや耐衝撃性が重要になってきますよね。
私も実際に使ってみましたが、やはりSSDの方が安心して持ち歩けます。
HDDタイプの特徴と選び方
従来型のHDDは1TBあたり5,000円程度と経済的です。
回転式のディスクを使用しているため、容量あたりのコストが安いのが特徴です。
データ転送速度は一般的に100MB/秒程度で、バックアップには十分な速度ですが、早いとは言えません。
ただし、衝撃に弱いため、持ち運び時は専用のケースに入れることをお勧めします。
また、サイズも大きいため、スマートフォンよりはPCなどで使われることの方が多いです。
SSDタイプの特徴と選び方
SSDは1TBあたり15,000円程度と少し高めの機種がありますが、データ転送速度は500MB/秒以上と高速です。
衝撃にも強く、小型軽量なものが多いため、モバイル用途には最適です。
自分はスマホの写真や動画はパソコンの外付けSSD保存してます😄
クラウドは便利良いんですけど、5Gは瞬殺で無くなるし、色んなクラウドに保存すると死んだ時に困るし、生きてる時にもどこに保存したか謎になる🤣1箇所纏めて、色んなクラウドとのリンクは切ってます。— こう犬@ボッチの日記 (@tabunnekodarou) November 15, 2024
最近では、SamsungやSanDiskなど、スマートフォン対応を謳った製品も増えてきました。
容量は500GB~1TB程度から始めるのがおすすめです。
iPhoneでの外付けハードディスク活用方法
iPhoneで外付けハードディスクを使用するには、いくつかの準備が必要になります。
必要な接続アダプタの種類
Lightning端子のiPhoneでは、Apple純正のLightning – USBカメラアダプターが必要です。
価格は3800~5500円程度ですが、偽物も多く出まわっているので注意が必要です。
最新のiPhone 15シリーズではUSB-C端子が採用され、直接接続できるようになりました。
電力供給の関係で、2.5インチ以下のSSDを選ぶことをお勧めします。
特に外付けHDDは電力供給が多く必要になる点には注意が必要です。
対応フォーマットとデータ転送方法
iPhoneで認識できるフォーマットは、FAT32、exFAT、APFSです。
もしくはiPhone14までのモデルをお使いならLightningの、15以降ならType-CのUSBメモリも使用できます
USBメモリの方が安価ですが、耐久性的にはSSDがおすすめです
注意点として、iPhoneと直接接続するストレージは使用前にexFAT形式でフォーマットしないと書き込みができないので気をつけてください
— 飯炊きめっしー (@messhie0331) September 26, 2024
Windows PCとの共有を考えるとexFATがお勧めです。
ファイルアプリを開くと、接続した外付けドライブが表示され、写真や動画、ドキュメントなどを直接コピーできます。
転送速度は使用するアダプタによって変わりますが、USB 3.0対応のアダプタなら200MB/秒程度の速度が出るはずです。
Androidでの外付けハードディスク活用方法
Androidスマートフォンは、外付けストレージとの相性が比較的良好です。
ただし、機種によって対応状況が異なるため、事前に確認が必要になります。
最近の端末では、ほとんどの外付けストレージが認識できます。
USBホスト機能(OTG)の確認方法
外付けハードディスクを使用するには、スマートフォンがUSBホスト機能(OTG)に対応している必要があります。
設定アプリの「接続済みのデバイス」や「その他の接続」から確認できます。
最近の機種ではほとんどが対応していますが、一部の格安スマートフォンでは非対応の場合もあります。
Galaxyシリーズやpixelシリーズは、ほぼ全機種で対応していますが、HDDを選んでしまうと外部電源が必要になる可能性が高いです。
推奨される接続アダプタと電源供給
USB Type-C端子搭載機種では、直接接続できる外付けHDDやSSDが増えています。
ただし、電力供給が不足する場合は、給電機能付きのUSBハブを使用する必要があります。
そこからiPhone用にexFTAでフォーマット。iPhoneにUSBカメラアダプタで接続するものの認識せず。
なんでや😇
色々調べた結果、USBメモリなら読めるけど、SSDとか大容量だと電力不足で認識されないらしい。
給電タイプのアダプタを購入しないとダメ←ここまで4時間
— しろりん💪ツイ禁 (@shirorin00n) July 21, 2022
たとえば一般的な2.5インチHDDの場合、900mA程度の電流が必要になるため、スマートフォンの出力だけでは足りないことがあり外部電源が必要でしょう。
安定した動作のために、5V/2A以上の出力を持つ給電機能付きハブの使用をお勧めします。
データ管理とバックアップの方法
外付けハードディスクを活用する際は、効率的なデータ管理が重要です。
ファイルの整理方法から、定期的なバックアップまで、計画的に進めていく必要があります。
効率的なファイル整理方法
年月ごとのフォルダを作成し、写真や動画を整理すると管理が楽になります。
スマートフォン内の写真アプリとは別に、バックアップ用の写真管理アプリを使うのもおすすめです。
Google PhotosやApple純正の写真アプリでは、AIによる自動振り分け機能も利用できます。
定期的なバックアップを行うことで、スマートフォンの容量を効率的に管理できます。
トラブルシューティング
外付けハードディスクの使用中に問題が発生することもあります。
代表的なトラブルとその対処法について解説していきます。
認識しない場合の対処法
まずは接続アダプタの抜き差しを試してみましょう。
それでも認識しない場合は、フォーマットが対応していない可能性があります。
iPhoneの場合はPCでexFATにフォーマットし直すと解決することが多いです。
Androidでは、設定アプリからUSBの使用目的を「ファイル転送」に変更する必要がある場合もあります。
電源供給が不足している可能性もあるので、給電機能付きハブの使用も検討してください。
スマートフォンのストレージをうまく管理しよう
今回の記事では、iPhoneとAndroidそれぞれの外付けハードディスク活用方法について詳しく解説してきました。
機種やOSのバージョンによって対応状況が異なる場合もありますので、購入前に必ず確認することをお勧めします。
また、データのバックアップは定期的に行い、大切な思い出や情報を安全に保管することを心がけましょう。
外付けハードディスクは、スマートフォンの使い勝手を格段に向上させてくれる便利なアイテムです。
ぜひ、この記事を参考にストレージをうまく活用してみてはいかがでしょうか。
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