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AirPodsってそんなに音質が悪い?有線の方が音質が良いのか解説

近年、完全ワイヤレスイヤホンの代名詞となったAirPods。

その便利さから多くのユーザーに愛用されていますが、「音質が悪い」という声をよく耳にします。

特に音楽愛好家からは「有線イヤホンの方が音が良い」という意見もあります。

でも、本当にそうなのでしょうか?今回は、AirPodsの音質はそんなに悪いのか、さまざまな観点で解説していきます。

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AirPodsと有線イヤホンとの違い

まずは、AirPodsと有線イヤホンの基本的な違いについて見ていきましょう。

実は、音の伝送方式が大きく異なるんです。

その違いをしっかりと理解することで、それぞれの特徴が見えてきます。

AirPodsの特徴

AirPodsは最新のBluetooth 5.3規格を採用しています。

音声圧縮技術にはAACコーデックを使用しており、CDクオリティに近い音質を維持することができます。

ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods Proは、空間オーディオにも対応しています。


さらに、H2チップによる高速な信号処理により、遅延のない安定した音声再生を実現しているのです。

有線イヤホンの特徴

有線イヤホンは3.5mmイヤホンジャックなどの端子を通じて、デジタル音声をアナログ信号に変換して伝送します。

Appleの場合、Lightning端子に対応した「EarPods」を発売しています。

音質劣化の原因となる電波干渉やバッテリー切れの心配がなく、安定した高音質再生が可能となっています。

また、音量調節ボタンやマイク機能もついており、オンライン会議などでも活躍してくれますね。

AirPodsからの聞こえ方の特徴

それでは、実際にAirPodsを使用した時の音の特徴について、詳しく解説していきましょう。

人によって感じ方は異なりますが、一般的な傾向をお伝えします。

バランスの取れた聴きやすいサウンド設計

AirPodsは、低音域から高音域まで極端な強調や抑制を避けた、バランスの取れた音作りを採用しています。

人の声が最も聴き取りやすい中域を適度に強調することで、ポップスやロックなどの現代音楽を心地よく楽しむことができます。

可も不可もなくという印象があり、プロの方や音楽好きのユーザーにとっては物足りないかもしれません。

音質に満足できるかはその人次第

音楽の楽しみ方は人それぞれで、何を重視するかによって評価は大きく変わってきますよね。

たとえば、通勤や運動中のBGM再生がメインの方なら、AirPodsの音質で十分満足できるはずです。

Amazonオーディブルのように、耳から情報をインプットしたい人も、高音質を求める必要がないため、シームレスな使い心地のAirPodsはむしろ役立つことの方が多いでしょう。

一方で、じっくりと音楽に向き合いたい方や、原音に近い音質を求める方には物足りなさを感じるかもしれません。

私は個人的にはAirPodsの音質に満足していますが、ずば抜けて音楽が好きというタイプではなくApple製品自体が好きなので、このような評価に落ち着いているとも言えます。

AirPodsならではの良さ

ここからは、AirPodsならではの魅力について掘り下げていきましょう。

実は音質以外にも、たくさんの特徴があるんです。

iPhoneとの連携による快適な操作性

AirPodsはiPhoneとの相性が抜群で、ケースを開けるだけで自動的にペアリングが開始します。

MacやiPadとの連携もシームレスで、手に持った端末を自動で認識し、接続先を切り替えてくれるという機能も。

イヤホンの装着を検知して音楽の再生/停止を自動で行い、左右のイヤホンをダブルタップするだけで曲送りや音量調整が可能です。

Siriとの連携により「Hey Siri」と呼びかけるだけで音声コントロールができ、電話をかけることもできるので、スムーズなハンズフリー通話が実現します。

洗練されたデザインとApple製品ならではの魅力

AirPodsの充電ケースは、50~40グラム程度という軽量さを実現しており、持ち運びにも不便を感じません。

マットな質感の白い筐体は高級感があり、ポケットに入れても違和感のないコンパクトなサイズ感。

iPhoneやApple Watchとの連携により、バッテリー残量をリアルタイムで確認することができ、充電切れの心配もありません。

また、紛失防止機能「探す」にも対応しているため、置き忘れた場合でも安心です。

AirPodsでなくても良い人とは

AirPodsは確かに便利な機能が満載ですが、実はすべての人に最適というわけではありません。

ここからは、別の選択肢を検討した方が良い場合について考えてみましょう。

クラシックなど繊細な音の表現を重視する人

たとえばクラシック音楽では、弦楽器の繊細な倍音や、ピアノの余韻の変化など、極めて微細な音の表現が重要になってきます。

オーケストラの壮大な演奏や、室内楽の繊細な響きを楽しむなら、やはり高級有線イヤホンの方が本来の魅力を引き出せるでしょう。

また、ハイレゾ音源を楽しむ場合も、非圧縮での再生が可能な有線イヤホンがおすすめです。

iPhoneユーザーではない人

Androidスマートフォンユーザーにとって、AirPodsの魅力は半減してしまいます。

Androidでは「簡単ペアリング」や「イヤホン装着検知」といった便利機能が使えず、通常のBluetoothイヤホンと同じような使い勝手になってしまいます。

同価格帯であれば、aptX HDやLDACなどの高音質コーデックに対応したAndroid向けワイヤレスイヤホンはたくさんあります。

音質面でもコストパフォーマンスの面でも優れた選択肢となるでしょう。

実際、2万円台のSonyやJabraの製品でも、優れた音質と使い勝手を両立しています。

AirPodsは使い方で選ぶべきイヤホン

結論として、AirPodsが良いか悪いかは、使う人の目的や環境によって変わってくると言えます。

iPhoneユーザーで、音楽を気軽に楽しみたい方には、その利便性と十分な音質で、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

実際、私も通勤時はAirPodsを愛用していますが、自宅で音楽に没頭する時は有線イヤホンを使うというように、場面によって使い分けています。

大切なのは、自分のライフスタイルや音楽の楽しみ方に合わせて、最適なイヤホンを選ぶことです。

イヤホン選びに悩んだら、まずは実際に店頭で試聴してみることをおすすめします。

そうすることで、自分に合ったイヤホンとの出会いが見つかるはずです。

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