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Android10のスマホだからインスタに不具合が出る?

最近、Android 10搭載のスマートフォンでInstagramの動作が遅かったり、投稿ができなかったりする不具合が報告されているようです。

「新しいスマホなのになぜ?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、この問題の原因はAndroid10だけが理由ではないかもしれません。

今回は、インスタ不具合が起こるときの具体的な対処法について、分かりやすく解説していきます。

簡単な設定や対処で改善できることも多いので、ぜひ試してみてください。

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Android 10とInstagramの相性問題とは

Android 10は2019年9月にリリースされたOSで、プライバシー保護機能が大幅に強化されています。

一般的に大幅なアップデートの後は、アプリのバックグラウンド動作や位置情報へのアクセスなど主要機能に新たな制限および機能が実装される傾向があります。

その影響で、Instagramに予期せぬ動作が発生することがあるかもしれません。

また、Android10はOS自体が古いため、お使いのスマートフォンによってはInstagramアプリが正常に動作しない場合があります。

Instagramの推奨環境はAndroid9.0以上とされていますが、機種によってこの要件は異なるため、ご自身の端末によってはAndroid10でも正常に動作しない可能性があるんです。

具体的にどんな不具合が起きている?

最も多く報告されているのが、ストーリーの投稿時にフリーズする問題です。

これは実に悩ましい問題ですよね。

また、DM(ダイレクトメッセージ)の通知が遅延する、フィード更新時に白い画面が表示される、リール動画の再生が途中で止まるなどの症状も確認されています。

これらの不具合は、特にメモリ容量が6GB以下の機種など、エントリーモデルなどで発生頻度が高いようです。

見るだけでも不具合が発生

Instagramを見るだけで利用しているアカウントでも、他の人の投稿内容が見られない、画面が表示されないといった問題が出ているようです。

また、リールを再生しようとするとフリーズしてしまう、投稿分だけが読み込めず表示されないといったトラブルも発生しています。

しかし、このようなトラブルが起きる要因は、一概にAndroid10だけの問題とは言い切れないんです。

不具合が起きる技術的な原因

Android 10では、プライバシー保護の一環としてアプリのバックグラウンド処理が制限されています。

これは一見、ユーザーのプライバシーを守る素晴らしい機能なのですが、実はインスタグラムの動作に影響を与えている可能性もあります。

たとえば、機種によってはバックグラウンドでの画像の先読みやキャッシュ処理が正常に機能しないケースが起こっているかもしれません。

また、Android 10は最新のAndroid 14と比べると、マルチタスク処理の効率も当然劣ります。

例えば、インスタグラムでストーリーズを作成しながら別のタブも開いているといった、複数の機能を同時に使用する場合、システムの負荷が急激に上昇します。

メモリの使用率が高くなりすぎると、スペックの低いスマートフォンではアプリの応答速度が著しく低下したり、最悪の場合は強制終了してしまったりすることが起こるでしょう。

また、ストレージの空き容量が少なすぎても、動作に影響を及ぼすことがあります。

このように、Android 10における不具合のうち、すべてがOSバージョンに起因することではないことがわかりますね。

特に、インスタグラムのような高度な機能を多用するアプリでは、機種のスペックなど様々な要因が影響しやすい傾向にあります。

具体的な対処方法

インスタグラムの不具合に悩まれている方のために、効果的な対処方法を解説していきます。

以下の方法を順番に試していただくことで、多くの場合問題が解決できるはずです。

それでは、簡単な方法から順番に見ていきましょう。

Wi-Fiで接続してみる

まずは接続方法を切り替えてみましょう。

現在モバイルデータ通信を使用している場合は、Wi-Fiに切り替えてインスタグラムの動作を確認してください。

反対に、Wi-Fi接続で問題が発生している場合は、モバイルデータ通信に切り替えてみてください。

この比較により、問題の原因が通信環境にあるのか、アプリ自体にあるのかを切り分けることができます。

例えば、Wi-Fi接続では正常に動作するのにモバイルデータ通信では不具合が発生する場合、回線側の一時的な問題である可能性が高いでしょう。

キャッシュクリア

次に試していただきたいのが、キャッシュの削除です。

Androidスマートフォンの設定アプリを開き、「アプリと通知」→「Instagram」→「ストレージとキャッシュ」と進みます。

ここで「キャッシュを削除」を実行してください。

キャッシュの蓄積は意外なトラブルの原因となることが多いため、定期的な削除をお勧めします。

なお、「データを削除」は選択しないよう注意してくださいね。

ログイン情報などが消えてしまいます。

スマートフォンの再起動

意外と見落としがちですが、スマートフォンの再起動は多くの問題を解決する効果的な方法です。

私の経験では、再起動によって一時的なメモリの問題や軽微なシステムの不具合が解消されることが多くあります。

電源ボタンを長押しして再起動を実行してください。

再起動後は、他のアプリをすべて終了してからインスタグラムを起動することをお勧めします。

アプリを最新バージョンに更新

インスタグラムは定期的にアップデートをリリースしており、その中には重要な不具合の修正も含まれています。

Google Playストアを開き、インスタグラムの更新が利用可能かどうかを確認してください。

アプリの更新はたくさんの通信量を伴うため、Wi-Fi環境下でアップデートを実行することをお勧めします。

アプリのバージョンは「設定」→「バージョン情報」で確認することができます。

Androidを最新版に更新

まだ古いバージョンを使っているならば、AndroidのOSアップデートをお試しください。

スマートフォンの「設定」→「システム」→「システムアップデート」から、利用可能なアップデートがないか確認します。

OSの更新により、アプリとの互換性や全体的な性能が改善されることがあります。

ただし、機種によってはAndroid 10以降へのアップデートに対応していない場合もありますので、あまりに古いスマートフォンの場合はこの対処法以外を試してみてください。

アプリの削除・再インストール

上記の方法で解決しない場合は、アプリの削除と再インストールをお試しください。

まずはGoogle Playストアからインスタグラムをアンインストールします。

その後、スマートフォンを再起動してから、改めてインストールを行ってください。

この方法は、アプリ内部の設定が壊れてしまった場合の解決策として効果的です。

ただし、再インストール後は再度ログインが必要になりますので、アカウント情報を事前にメモしておきましょう。

Android10のせいとは限らない?

Android 10搭載スマートフォンでのInstagram不具合は、OSの古さが関係しているかもしれませんが、それだけが原因とは言い切れません。

たとえばスマートフォンの問題やアプリのバージョン、キャッシュの問題など、さまざまな要因が考えられます。

そのため、要因が特定できない場合は、ぜひ本記事で紹介した対策を一つずつ試してみてください。

特に重要なのは、定期的なアップデートの確認とキャッシュの管理です。

多くの場合、適切な設定変更でほとんどの問題を回避できるはずなので、焦らず一つずつ対処法を試してみてくださいね。

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