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iPhoneの画面がズーム(拡大)のまま戻らないときの対処法

スマートフォンを使っているときに、突然画面が拡大表示されてしまった経験はありませんか?

意図せず画面が拡大されたまま元に戻せず、焦ってしまった方も多いのではないでしょうか。

実はこの現象、iPhoneに搭載されている便利な機能が意図せずに働いてしまうことで起こります。

視覚サポート機能として開発された「ズーム機能」は、普段は私たちの見やすさをサポートする心強い味方ですが、時として思わぬタイミングで作動してしまうことも。

今回は、画面が拡大されたまま戻らなくなってしまったときの対処法を、基本的な操作から設定の確認まで、順を追って詳しく解説します。

慌てることなく、確実に解決できる方法をお伝えしていきます。

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画面が拡大されたまま戻らない原因

「突然iPhoneの画面が大きくなって戻らない…」

実はこの現象、iPhoneに搭載されている「ズーム機能」が意図せず有効になってしまうことが主な原因なんです。


最新のiOS 17では、画面の拡大機能として「ズーム」「表示の拡大」「拡大鏡」という3つの機能が用意されています。

これらは視覚サポート機能の一部として開発された素晴らしい機能なのですが、時として意図せずに作動してしまうことがあるんです。

よくある状況と基本的な対処法

まず、画面が拡大されたままになってしまう一般的な状況について見ていきましょう。

実際の事例を交えながら説明させていただきます。

意図しない操作による拡大

最も多いケースは、ズーム機能をONにしたまま、3本指でのダブルタップやピンチイン・ピンチアウトの操作を誤って行ってしまうというものです。

例えば、iPhoneをポケットやバッグから取り出す際に、知らず知らずのうちにこれらの操作をしてしまうことがあるんです。

特に最近のiPhoneは画面が大きくなっており、iPhone 15 Pro Maxでは6.7インチ、iPhone 16 ProMaxでは6.9インチという大画面を採用しています。

画面が大きいので、思わぬ操作が起きやすいかもしれませんね。

基本の解除方法

では、画面が拡大されてしまった場合の基本的な解除方法について、詳しく説明していきましょう。

解除方法はとても簡単です。

3本指でのダブルタップ

最も簡単な解除方法は、画面上で3本指を使ってダブルタップすることです。

これは、iPhone 6s以降のすべてのモデルで有効な方法です。

ただし、この操作が上手くいかない場合もありますので、焦らずに次の方法も試してみることをお勧めします。

ピンチアウトによる調整

3本の指でダブルタップしたあと、そのまま指を画面から離さずに、上下に動かすと「ピンチイン・ピンチアウト」が可能です。

こうすると、ズーム機能を使いながら、画面の拡大率を調整することができます。

この操作は直感的で分かりやすいのですが、時として細かな調整が難しいと感じる方も多いかもしれません。

設定アプリからの確実な解除方法

基本の解除方法を踏まえた上で、何らかの原因でズーム機能自体がONになっている場合は、設定アプリから確実に解除する方法を試してください。

私も初めてこの問題が起こったあとは、この方法で無事に解決できました。

ズーム機能の設定確認

まずは「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」から「ズーム機能」を探します。

最新のiOSでは、この画面でズーム機能のオン/オフを切り替えることができます。

ズーム機能がオンになっている場合は、スイッチをタップしてオフにしてみましょう。

このとき、もしズーム機能をオフにしても設定が反映されるまでに少しラグがある場合、焦らずに数秒ほど待ってみることをおすすめします。

画面の拡大はシステム不具合という誤解

画面の拡大が急に起こる事象について、いくつかの誤解を抱く人もいます。

「画面が拡大されたままなのは、iOSのバグではないか」という声をよく耳にします。

確かにソフトウェアの不具合という可能性も考えられなくもありませんが、実際には意図的に実装された機能が働いているケースがほとんどです。

例えば、iOS 17では「画面表示とテキストサイズ」という項目が追加され、より細かな画面表示の調整が可能になりました。

これと同様に、ズーム機能は不具合ではなく、アップル社が意図的に実装した便利な機能であり、どちらかと言えば操作ミスによって引き起こされる場合がほとんどなんです。

予防的な設定方法

「二度とこんな困った状況にならないようにしたい!」という方も多いと思います。

そんな方のために、予防的な設定方法をご紹介します。

ズーム機能の制限設定

先述のとおり、「設定」アプリから「アクセシビリティ」と進み、「ズーム機能」のチェックを外すことで、3本指でのダブルタップによる予期せぬズームを防ぐことができます。

ただし、私からのアドバイスとしては、この機能を完全に無効にしてしまうのはおすすめしません。

絶対普段は使わない、というのであればオフにするのもアリかもしれませんが、急に拡大したいほど細かいページを閲覧することがあるかもしれません。

また、目の疲れを感じたときなど、一時的に画面を拡大したい場面もあるかもしれませんから、ズーム機能の制限は用途に応じて決めることをおすすめします。

トラブル発生時の対処手順

最後に、画面拡大のトラブルが発生したときの推奨対処手順をまとめさせていただきます。

段階的なアプローチ

私がお勧めするのは、以下のような段階的な対処方法です。

まずは3本指でのダブルタップを試し、それでも解決しない場合は設定アプリからの解除を試みます。

さらに改善が見られない場合は、デバイスそのものの不具合である場合も捨てきれませんので、iPhone本体の再起動を検討します。

この段階的なアプローチで、基本的に問題が解決するはずです。

画面の拡大に限らず、iPhoneで何か問題が発生したときは、再起動を試してみるのが有効です。

iPhone X以降のナンバリングシリーズでは、電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しすることで再起動できます。

この操作で一時的なシステムの不具合が解消されることも多いんですよ。

まとめ

画面が拡大されたまま戻らない状況は、確かに焦ってしまいますが、ズーム機能のトラブルである場合がほとんどです。

適切な手順で対処すれば、簡単に解決できる問題ですので安心してくださいね。

慌てて様々な操作を試すのではなく、この記事で紹介した手順を一つずつ試してみてください。

画面の拡大機能を含むこれらのアクセシビリティは、必要なときに非常に役立つ機能です。

この機会に、iPhoneのアクセシビリティ機能についても理解を深めていただければ幸いです。

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