iPhoneを長く使うと損するのか解説します。
スマホのいわゆる「2年縛り」があった頃は、iPhoneを長く使うと損という説がありましたが、今は長く使うことが一概に損とは言えません。
そこで本記事では、iPhoneをどれくらい長く使うと損になるのか、ケースバイケースで買い替えるべきタイミングを解説していきます。
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iPhoneを長く使うのは損なのか？
結論として、iPhoneを長く使うと一概に損というわけではありません。
そもそもiPhoneの使用期間は3年以上が想定されていますし、iOSアップデートも5年と長めに設定されています。
ただし、長く使うほど不便な点が出てくるのは確実で、古くなればiPhoneの下取り価格も低くなるため、損に感じる可能性が高くなります。
使い勝手が悪くなる
iPhoneを長く使うと損という理由の1つめは、使い勝手が悪くなることです。
新しい機種でも長く使うと5年程度でiOSアップデートの対象外となり、動作対象のアプリが少なくなったりと不便さが増します。
高性能が売りのiPhoneなのに、長く使ううちに操作性に支障が出てくると、損したように感じます。
修理代・メンテナンスが必要
iPhoneを長く使うと損という理由の2つめは、修理代やメンテナンスが必要になってくるからです。
長く使うとバッテリーを交換したり、壊れた箇所の修理が必要だったりとメンテナンス費用がかかるため、コストがかさみ損に感じられるでしょう。
セキュリティリスクが高まる
iPhoneを長く使うと損という理由の3つめは、セキュリティリスクが高まるからです。
先述のとおり、アップデートが対象外になると使い勝手も悪くなりますが、同時にセキュリティパッチを最新に保てないため脆弱性も目立つようになります。
iPhoneを長く使うがゆえに、必要のない危険にさらされてしまうのは非常に損です。
下取り価格が低くなる
iPhoneを長く使うと損という理由の4つめは、下取り価格が低くなることです。
スマホを機種変更するときには、古いiPhoneを下取りに出して初期費用を節約する人が多いでしょうが、古い機種であれば大した値はつきません。
長く使うほど下取り価格が低くなりやすいので、損した気分になるでしょう。
iPhoneを長く使う場合でも損しないタイミングは？
iPhoneを長く使うとき、損しない買い替えのタイミングとは、正直に言ってケースバイケースです。
というのも、iPhoneを購入したときの状況やユーザーの価値観によって、損かどうかの判断は異なるからです。
端末購入プログラムで購入した場合
iPhoneを長く使うときに最も気を付けるべきなのは、端末購入プログラムで購入した場合です。
端末購入プログラムとは、新しい機種を1年や2年などの想定されたタイミングで返却することで、残金支払いが免除となるシステムです。
しかし、このタイミングを逃して長く使うと、残金免除額がどんどん減るのでお得感が薄れてしまいます。
iPhoneを購入したときにプログラムを適用した人は、想定されるタイミングで買い替えることで損だと感じにくくなるでしょう。
プログラム自体は、新しい機種や上位モデルに対する高額負担を軽くするための仕組みなので、最新iPhoneを使いたい人が効果的に活用するとお得です。
本体を一括購入した場合
本体を一括購入した場合は、iPhoneを長く使うほどお得感がある人と、すぐに買い替えるほどお得に感じる人、いずれもあり得るでしょう。
一括で買う場合は残金免除のプログラムを使っていませんから、長く使うことで初期費用の元を取り、損を防ぐという考え方もあるからです。
ただし、長く使うほど下取り価格は低くなり、古くなるとメンテナンスも必要なため、あまりに操作が不便な場合は無理せず機種変更すべきです。
また、最新機種を一括で購入した後にすぐ買い替える場合は、下取り価格が高くつくので、次回の機種変更にかかる費用も安く済みます。
つまり、プログラムを使うならば定められたタイミングで返却し、一括購入する場合はご自身が得だと感じるタイミングで買い替えれば、損しにくくなります。
iPhoneを長く使うと損ではないが得とも限らない
本記事では、iPhoneを長く使うと損なのか、買い替えのタイミングなどを解説しました。
iPhoneは3年以上問題なく動作しますから、長く使うと損とは一概には言えません。
しかし、長く使うほど修理費用がかかったり、下取り価格が低くなったりという金銭的デメリットも生じるため、損だと感じる場合もあります。
2年縛りがなくなった今では、必ずしも2年で買い替える、もしくは長く使うのがお得とも限らないため、ケースバイケースでiPhoneを機種変更してみてください。
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