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iPhoneを振るとシャカシャカ音がするのはなぜ?

iPhoneを持ち歩いているときや、振ってみたとき、なぜか「シャカシャカ」という音が聞こえてドキッとした経験はありませんか?

実はこの音、故障ではなく、最新のカメラ技術が詰まったiPhoneならではの特徴なんです。

Apple社の特許技術が組み込まれた「光学手ぶれ補正システム」。

一眼レフカメラにも搭載される高度なテクノロジーが、あの謎の音の正体である可能性が高いです。

今回は、スマートフォンカメラの進化とともに改良を重ねてきた、その驚きの仕組みを徹底解説します。

シャカシャカ音の秘密から、知っておくと安心な対処法、さらにはこんなときは要注意というポイントまで解説していきます。

iPhoneのシャカシャカ音が気になっているあなたはぜひ最後までチェックしてみてください。

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シャカシャカ音の正体とは?

iPhoneを振ると聞こえてくるシャカシャカという音。

実はこれ、故障ではありませんよ。

私も最初に聞いたときは「えっ、中で何か壊れているの!?」とドキッとしました。

でも、ご安心ください。この音には意味があるんです。

この音の正体は、光学手ぶれ補正(Optical Image Stabilization:OIS)システムに使われている部品の動く音である場合が多いんです。

たとえばiPhone 15 Pro Maxでは、メインカメラ、望遠カメラ、超広角カメラのすべてにOISが搭載されています。

本当にスペックが高いですよね。

光学手ぶれ補正の仕組み

光学手ぶれ補正システムには、実はとても精密な機械部品が使われています。

カメラレンズユニットの周りには、小さなモーターと磁石、そしてバネが配置されているんです。

具体的には、VCM(Voice Coil Motor)という特殊なモーターが使われていて、これが磁力を使ってレンズを上下左右に微細に動かしています。

つまりこれが、シャカシャカという音が生まれる要因になるのですね。

このシステムについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

レンズの動きを制御する精密な仕組み

VCMモーターは、スマートフォンのジャイロセンサーからの情報を基に、1秒間に何百回もレンズの位置を調整しています。

私が特に感心するのは、これだけ精密な機械なのに、数年間も安定して動作し続けるという信頼性の高さです。

アップル社の技術力には本当に感服してしまいますね。

このシステムのおかげで、私たちは手持ちでもブレの少ない写真や動画を撮影できるようになりました。

なぜ音が鳴るのか?

さて、ここからが本題です。シャカシャカ音が鳴る理由について、詳しく見ていきましょう。

実は、このシャカシャカという音は、iPhoneの内部のレンズユニットなど、機構が固定されていないために起こる現象なんです。

通常カメラを使用する時には、VCMモーターに電流が流れることで、磁力によってレンズが適切な位置に保持される仕組みです。

しかし、カメラを使っていないとき、レンズユニットはバネの力だけで支えられているため、iPhoneを振ると内部で多少動いてしまうんです。

その動きが、私たちの耳にシャカシャカという音として聞こえてくるというわけですね。

実際の動きはとてもわずかなものなのですが、シャカシャカと言う音が気になって感じられるんです。

私も最初は「え?」と不安に感じましたが、今では「カメラの手ぶれ補正システムだな」と、気にならなくなりましたよ。

シャカシャカ音は問題ない?

この音について、多くのユーザーから「本当に大丈夫なの?」という声が聞こえてきます。

しかし結論から申し上げると、この音は全く問題ありません。

むしろ、最新の技術が搭載されている証とも言えるんです。

ここで、シャカシャカ音に関する重要なポイントをまとめてみましょう。

正常な動作音であることの根拠

アップル社は公式サポートページでも、光学手ぶれ補正システムの仕組みについて解説しています。

一部の iPhone モデルは先進のカメラシステムを搭載していて、光学式手ぶれ補正 (OIS) やクローズドループ方式のオートフォーカス (AF) など、難しい場面でも写真をきれいに撮ってくれるテクノロジーを採用しています。こうしたシステムが、動きや振動、重力の影響を相殺するよう自動で働いてくれるので、ベストショットの撮影に専念できるのです。

(引用元:Appleサポート

2014年に発売されたiPhone 6 Plusから採用された光学手ぶれ補正システムは、その後発売されたすべてのiPhoneでも同様の仕組みを採用しています。

これまでに、世界中で何億台もの販売実績がありますね。

実際、多くのスマホ修理店でも「この音で修理に来られる方は多いのですが、実際に故障しているケースとは限りません」との声もあります。

シャカシャカ音が気になる場合の対処法

とはいえ、この音が気になる方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、いくつかアドバイスをさせていただきたいと思います。

まず、iPhoneのカメラを使っているときは、手ぶれ補正システムが正常に機能しているため、レンズユニットはしっかりと固定されているはずです。

そのため、通常使用時に音が気になることは原則無いでしょう。

日常的な使用での注意点

私からの提案なのですが、iPhoneを持ち運ぶ際は、できるだけ優しく扱うことをお勧めします。

激しい振動や衝撃は、手ぶれ補正システムに限らず、スマートフォン全体にとってよくありません。

また、カメラ部分を下にして置く際は、少し気を付けていただくと、レンズ面の傷防止にもなりますよ。

私は普段から画面保護フィルムに加えて、背面カメラ部分にも保護フィルムを貼っているんです。

こんな症状がある場合は要注意

先ほどまで、シャカシャカ音は正常な現象だとお伝えしてきましたが、いくつかの症状を伴う場合は、修理や点検が必要かもしれません。

ここでは、シャカシャカ音がするとき、注意したほうが良い場合について、様々なケースを紹介します。

要注意な音の特徴

通常のシャカシャカ音と異なり、以下のような症状がある場合は、カメラユニットやその他の部分に何らかの異常が発生している可能性があります。

まず、カタカタという大きな音がする場合。

通常の手ぶれ補正システムの動作音は、控えめなシャカシャカ音のはずです。

それに対して、はっきりとしたカタカタという大きな音が聞こえる場合は、カメラユニットの固定部分が緩んでいる可能性があります。

そして、ガラガラという継続的な音がする場合も注意しましょう。

シャカシャカ音は本体を動かしたときだけ発生するのが正常です。

しかし、少し歩いただけでガラガラと継続的に音がする場合は、カメラモジュールの固定具に問題が生じている可能性があります。

純粋なシャカシャカ音ではなく、キーンという金属音が混ざっている場合は、カメラユニット内部の部品が正常な位置からずれている可能性があるかもしれません。

画質への影響を確認

音の変化に加えて、以下のような症状が出ている場合は、すぐに点検を受けることをお勧めします。

  • 写真や動画がぶれやすくなった
  • オートフォーカスの動作が遅くなった
  • 撮影時にカメラアプリがクラッシュする
  • 写真の一部がぼやける

実際に私があったのは、転倒時の衝撃でカメラユニットの固定部分が少しずれたのか、通常以上の音が発生して画質が悪くなってしまったケースがありました。

保証・修理について

心配な症状がある場合は、Apple正規サービスプロバイダーでの診断をお勧めします。

保証期間内であれば無償で修理できる場合もありますし、AppleCareに加入されている方は、修理費用が大幅に抑えられます。

私からのアドバイスですが、異常を感じたら、まずは写真を何枚か撮影して画質を確認してみてください。

その上で、気になる場合は早めに専門店に相談することをお勧めします。

「様子を見よう」と放置することで、どんどん問題が悪化してしまうケースもあります。

まとめ

シャカシャカという音の正体は、光学式手ブレ補正の機能によるケースがほとんどです。

実は、iPhoneに最新のカメラ技術が詰まった証とも言えるかもしれません。

ただし、iPhoneにいくつかの深刻なトラブルが起きている可能性もゼロではありません。

状況に応じて、Appleの公式サポートを受けることをおすすめします。

今回の記事を機会に、お使いのiPhoneのカメラ機能についてもっと知っていただければ嬉しく思います。

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